2022.06.02
和型墓石

故人の戒名や命日を刻んだ墓誌(石版)が設置されている中国産墓石

『故人の方を身近に感じたい』とのご遺族の思いを石版に刻み、施工15年間保証付の墓石

下記のCADカラ-図面は、この墓石の完成予想図面です。
墓石本体の右側には【墓誌】と呼ばれる石版が設置されています。逆の左側には、卒塔婆を立てる為の塔婆立があります。このお墓さんは、禅宗の曹洞宗の内容で造られています。墓石本体と外柵石(石枠)の隙間には、那智色の玉砂利が敷き詰められています。墓石の正面には、4つの石の小物(水鉢1個、花立2個、供物台1個)が設置されており、生花やお線香、ロ-ソクやお供え物などを供えられます。

下の写真は、この墓石の完成写真です、上記のカラ-CAD図面のイメ-ジに基づいて、施工されています。

お墓の形】   墓石本体 8寸3段型 箱型外柵石付

お墓のサイズ】 横幅151cm 奥行139cm 高さ160cm

【墓地の場所】  豊川市 町内会共同墓

【宗教】     曹洞宗

この墓石は、中国産の見た目が細かな石材で造られて、金額もお求めやすい石種です。下記の写真の様に、墓石本体の右側には、戒名・命日・俗名・享年などを彫り込める石版【通称墓誌】を設置致しました。

【墓誌について】
下記の写真の様に、四角い石版を墓誌と呼びます。墓誌には一般的に、仏教の場合には戒名(法名)・命日・俗名(生前のお名前)・亡年(享年や行年)などを刻み、神道の場合、一般的に生前のお名前、昇天日(命日)、亡年齢などを彫ります。墓誌の有無は、お客様がご自由に決められ、個々の墓地の地域性や慣習、墓地のサイズや宗教などで、墓誌の設置を検討される方々が多いと思われます。

墓誌を設置した場合で、新たに亡くなられた方の戒名等を、墓誌に刻む必要があります。東三河地方では、四十九日ご法事や五十日祭までに墓誌に刻む場合が多いです。墓誌に文字を刻む作業は、墓地での作業は経費が高い為、墓誌を墓石から外して持ち帰り、石材の文字彫り工場などで彫られています。弊社のお客様中では、墓誌を建てられるお客様は、全体の墓石建立の10%未満で、地域性もあり、この地方では殆どの墓石には墓誌を付けません。宜しければご検討ください。

この墓誌は、表面に6行ほど裏面に7行ほど、合わせて13人分の戒名を彫ることが出来ます。戒名だけではなく、命日、俗名、享年なども合わせて彫られています。新たに彫り加える墓誌への追加彫りの場合、この地方では、ご住職様に、お精抜き(魂抜き)のお経をお願いする必要が無く、墓誌を勝手に取り外して、新たに追加分の文字彫りを致します。

墓誌の戒名などの文字は、白いペンキを入れず彫りのみの仕上げに致しました。白ペンキの文字は、建立後10年~15年ほどより、雨風や日差し経年劣化などで、ペンキが剥げ始め、年月の経過と共に虫食いの様に見えづらく、見すぼらしくなると思われ、弊社は彫りのみの仕上げをお勧めしております。

水鉢と呼ばれている小物の石には、家紋が彫られています。ちなみに、ここに彫られている家紋は【丸に抱き茗荷(みょうが)】という名称の家紋です。

下記の写真は、卒倒婆という木板を建てる為の石の塔婆立です。今回は売出しの為、この塔婆立は、無料サ-ビスとさせて頂きました。塔婆立の形などは様々で、お客様のご希望などで変えられます。

お客様が使い勝手の良い墓石、親しみやすい墓石、掃除の楽な墓石、末永く参拝したくなる墓石】などを、個々のお客様とご一緒に作り上げたいと思います。

山口石材本店のお墓には、施工15年間施工保証が付きます。弊社は、安心と身近な存在を目指します。

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