正面に先祖代々之墓と彫られた、石垣付の８寸３段型の墓石
２つの家族の共同墓石～施工１５年間保証付のお墓さん
下記のＣＡＤカラ－図面は、この墓石の完成予想図面です。
下の写真は、この墓石の完成写真です、上記のカラ－ＣＡＤ図面のイメ－ジに基づいて、施工されています。
このお寺様の墓地の殆どが、この墓石と同じ様な８寸３段型で、根強い人気の墓石です。
【お墓の形】 墓石本体 ８寸３段型
【お墓のサイズ】 横幅７３ｃｍ 奥行７３ｃｍ 高さ１３５ｃｍ
【墓地の場所】 豊川市 ご寺院墓地
【宗教】 曹洞宗
下の写真の様に、墓石本体の下の石垣には、【墓石の傾き防止用】２段積みブロックの基礎補強土台が設置されています。絶対に必要な補強です。
【豆知識】石垣についてご紹介させて頂きます、一般的な石垣は、一つずつが４角形や５角形の形が多く、設置面が多い角の数の多いほど崩れにくいと思われます。下記の写真の石垣は、５角形の２段積みの石で組まれています、１つの石垣は３０ｃｍ角のサイズが多く、２段積みの石垣の高さは６０ｃｍほどになり、下の写真の様に、石垣の内側には、無造作に土が入れられている場合が殆どです。当然、石垣の高さ６０ｃｍの元土の上に、そのまま墓石を施工すると傾き易く、下記の現場写真の様に土を取り除き、基礎補強土台を設置する必要があります。実は石垣は、石垣自体には強度がありますが、石垣の内側の地盤は、後から土を搬入しただけで、意外と弱い構造が多いと思われます。下の写真の様に、実際に石垣の上に設置された墓石は、傾いているものも多く見られます。
石垣の上に墓石を施工する場合には、施工方法など注意が必要です。
２段積みの補強用のブロック土台、この上に墓石本体を施工致します。このブロックは、ブロックの中でも巾15cmの太いものを使用して、ブロックの穴も全て丁寧に塞ぎます。
この墓石は、中国産の見た目が細かな石材で、色目は標準のグレ－色で造られています。この中国産石材は、弊社の販売石種の中でも人気の墓石です。金額もお値打で、色の濃い石材よりも、変色色あせ、埃などの汚れも目立ちにくいなど、お手入れも比較的に容易だと思います。これらの理由で、販売本数が多い人気商品だと思われます。
【墓石の水鉢などの小物の石について】
下の写真の様に、墓石の小物は、上から水鉢、下の段の左右には花立、真ん中は供物香炉の４点で、通称名古屋型小物と呼ばれています。水鉢には水を注ぎ、花立には仏花と呼ばれる、菊や百合などの和の花を飾るのが慣習とされています、供物香炉の上の平らな部分には、果物や饅頭などのお供え物も置けます。供物香炉の祠の中には、ステンレスの線香立とロ－ソク立が備わっています。
下記の写真は、卒倒婆という木板を建てる為の石の塔婆立です。今回は売出しの為、この塔婆立は、無料サ－ビスとさせて頂きました。
一番上の【通称名、棹石】には、先祖代々之墓と彫られています。弊社は文字にも拘り、上手な書家の先生の文字を彫らさせて頂いております。最近では、墓石正面に【先祖代々之墓】と彫ることが少なくなっていて、代わりにＯＯ家之墓と苗字を彫る場合が多く見られます。この理由は、明治時代以降から、墓地事情や金銭的な理由で、墓石は１つにまとめて建立するのが一般的になり、どこの家の墓石か分かりやすい様に苗字を彫ることが主流になりました。
お客様が使い勝手の良い墓石、親しみやすい墓石、掃除の楽な墓石、末永く参拝したくなる墓石を、個々のお客様とご一緒に作り上げたいと思います。
山口石材本店のお墓には、施工１５年間施工保証が付きます。弊社は、安心と身近な存在を目指します。
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